私がiPod Touchを買ったのは、コミックを電車で読みたいからでした。
それまでは、Sharp Zaurus C3000。aBookReader という神アプリのおかげで、ザウルスは常に手放せない存在となっていました。そんなザウルスの難点は、重い。デカイ。バッテリーの持ち悪し。太陽のあたる場所での視認性ゼロ。
そんな中、私の心をさらったのは、iPod Touch。
いち早く購入した同僚に頼み込み、コミックデータを表示して貰ったのは言うまでもありません。
標準の写真アプリでは、仕様が微妙にコミックにマッチしませんでしたが、可能性を感じ、嫁を説得してすぐさま購入。
ファーストインプレッションは、音楽も聞けて、日中の視認性もヒジョーに高く、なにより軽い。ここから、いかにiPod Touchでコミックを表示するかの戦いが始まったのです。
JBアプリで公開されていた、iComicを元に、ひたすら綺麗な表示を求めて改良を重ね、いつしか、本家を管理するようになってしまいました。
軽くしたい。もっとサクサク動かしたい。
もっと大きな画像を表示したい。
今もサイズとの限界に戦っていますが、このデバイスの限界はもっと高い所にあると信じ、日夜、改良、調整に励んでいます。
購入して頂いた皆様のおかげで、嫁への言い訳もでき、非常に感謝しております。この礼は、ソフトの改良でのみ出来るものだと思っていますので、今後のアップデートにもご期待下さい。